まち全体の防犯意識の防犯意識の更なる向上と定着を目的に、毎年開催している「防犯講習会」。
博多警察署生活安全課の皆さまを講師に向かえ、42名の協議会会員が参加しました。
まずはじめに、平成26年の博多駅周辺の事件・事故状況について、学びました。
駅周辺では、駅を利用する人をターゲットにした置き引きや、自転車・バイクの窃盗が多い傾向にあるそう。
自転車やバイクは路上ではなく、きちんと駐輪場へ停めることが、被害を防ぐ第一歩です。
また、「特殊詐欺」と呼ばれる、振り込め詐欺やインターネット詐欺などの被害も依然として報告されています。
自分は大丈夫と思わずに、家族や近隣にお住まいの皆さまと連携して、常日頃から注意を払うことが大切です。
それでも被害にあった場合、または目撃した場合に、どのような対処をすれば良いのでしょう。
何はともあれ110番ですが、実は意外と知られていない「正しい」110番の方法。
自分はできると思っていても、実際に通報するときはパニック状態に陥るもの。
ポイントは「聞かれたことにはっきり・簡潔に答えること」です。
また犯人の外見を伝えるときに、人相よりも服装のほうが客観的で捜査の役に立つそう。
特に、靴のブランドは足跡との照合もしやすいため、出来れば(無理しては×)覚えておきましょう。
自分の位置がうまく説明できないときは、近くの電柱に記載された番号を伝えれば、すぐにわかるそうですよ。
そして何より覚えておいてほしいのが、110番は緊急性を要する時のみ使う番号です。
ふと思い出した昔のことや、相談事などは、専用の回線「#9110」がありますので、そちらをご利用ください。
できれば遭遇したくない事件・事故ですが、もしもの時の備えが被害の広がりを防ぎます。
当日いただいた資料も以下からダウンロードできますので、ぜひ皆さまご活用ください。
●正しい110番の通報要領及び事件・事故遭遇時の対処要領について(当日配布資料)