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2010

Feb

25

情報発信

「山鹿灯籠浪漫・百華百彩」を視察しました

「山鹿灯籠浪漫・百華百彩」は、山鹿中心市街地の豊前街道沿いのレトロな街並みで、毎年2月の金土の夜に開催されています。今年で8回目を迎えたこのイベントを、本協議会員有志の28名で視察しました。

本協議会が昨年の「はかたんウォーク」で取り組んだ、大博通りや出来町公園での灯明イベントを発展させる場合の、装飾方法や段取り等を勉強することが主な目的ですが、協議会会員の懇親も兼ねて、楽しいバスツアーになりました。

【行程】

昼過ぎに博多駅を出発し、現地到着後、暫し散策の後、お米にまつわる地域の伝統産業を学ぶ「米米惣門ツアー」に参加し、百華百彩の実行委員長より直々のご案内を受けました。

その後、点灯作業中の中心スタッフの方に、経緯やイベント準備段階のことを中心に質疑応答しながら、現地をご案内頂きました。午後6時より郷土料理店にて全員で食事をした後、点灯した百華百彩を再度見学して帰福となりました。

【百華百彩】

このイベントの準備作業は打合せを別として、12月から山に入り3mに切った竹を5千本切り出すことから始まり、2月まで切れ目なくボランティア作業が続くそうです。

商工会議所と市役所が負担する事業費は4百万円程度に過ぎず、地域住民、商店街、飲食店組合、温泉観光協会、森林組合、崇城大学、市職員、県職員などの、実に様々な立場の人々の手作りによる協同作業で成り立っています。

イベントの時間帯は交通規制が行われていますが、当初は町内会が申請主体として許可申請を行ったそうです(現在は実行委員会が申請主体)。

毎年、変化しながら規模を拡大していますが、ゆくゆくは、菊池川に突き当たる惣門地区までエリアを広げたいそうです。菊池川河岸では親水空間整備が進んでおり、完成の暁には、菊池川でも百華百彩が楽しめることでしょう。

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福岡地所 溝口直美