博多駅周辺の、主に区画整理でできた通りに名称をつけ、歩行者に分かりやすく、地域の人々にも愛着の湧く通りにすることを目的とした「博多通り名プロジェクト」の第1回ワークショップを開催しました。
本来、「通り名」は通称や代々受け継いでいる人の名前のことですので、正確には「通りの通り名プロジェクト」ですが、通りの愛称と捉えて下さい。
■ワークショップメンバー 〜 地域住民と協議会会員企業の混成
ワークショップ参加者は、該当する自治協議会に推薦頂いた地域住民の方々と、本協議会の会員企業にお勤めの有志の方々を中心に、1チーム7〜9人で3つのエリアに分かれて話し合いました。
区役所の担当課にもオブザーバーとして参加して頂きました。
■話し合いの手順 〜 その通りの格を考慮してつける
事前に通りの名称を考えてきて頂いた方もいらっしゃいましたが、自己紹介に始まり、どのようなルールで名付けしたら良いかの議論から、どの通りに名付けするかの確認を行いました。それから沢山のアイデア出しを経て、通り名の第1候補を仮決めしていきました。今回、18本の通りに名付けしました。
自分たちのまちを味わって、永く愛着をもって使い続けられるようにと、旧町名や既に定着している地域名が多く採用されました。
■スケジュール 〜 今年だけで終わらない息の長い事業
今回仮決めした通りの名称について、パブリックコメントを募集します(募集ページはこちら)。その結果をもって、第2回目のワークショップ(8/20予定)を開催して、本協議会の案として通り名を決定します。
その後、決定した通り名を定着させるための活動や施策を展開していく予定です。2011年の新博多駅誕生を契機として、何年もの時間をかけて、検証と再検討を繰り返していく考えです。
文責:福岡地所 溝口